坂本接骨院・鍼灸院”></div>
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半月ロッキング現象

2022年02月24日

今朝一番で右膝関節外側半月ロッキング現象の患者さんが来院しました。

この患者さんは数年前から何度も同じ症状で

苦しんでいます。(痛い時だけ^^;)

昨日は足を組もうとして発症

祭日だった為救急病院に行きレントゲン、CT検査をし整復もしたそうですが戻らず固定・・・・

(当院緊急ダイヤル080-1310-5000お伝えしてとても喜んでいました)

本日来院、ケンケンで膝を90度以上屈曲位固定、痛くて曲げも伸ばしも出来ない状態、早速整復、曲げ伸ばしできる!!!歩ける!!!元気に仕事に行きました・・・・^^;

何度も専門病院での検査、診察を勧めていますが痛みが取れると良いかな〜みたいな感じになり、また今度考えますと・・・・・

今日も仕事に行ってしまいましたが、今回は一晩固定状態で不安だった為、専門医との対診を真剣に考えていました。

こちらはいつでも専門医の対診準備はできています!!いつでも言ってください!!

 

ここでなぜ膝半月ロッキングが起こるか

膝への衝撃を吸収する“クッション”が壊れた状態

半月は膝関節の中にあり、大腿骨と下腿骨の間にある半月型ではなくCの字型をした組織で、内側外側それぞれに2つあります。膝関節に受ける衝撃を吸収するいわゆるクッションの役割をしています。これが損傷すると、膝を動かした際に損傷部分が引っかかったりして、引っかかり感や疼痛、膝を動かせなくなるロッキングという状態を引き起こすことがあります。

加齢医に伴い軽度の外力でも損傷

スポーツや事故等にて膝をねじった状態で転倒したり、膝関節に負荷がかかった場合のほか、中高年に多いのは、加齢による半月板の変性、すり減ってきた状態となり軽度の外力等で損傷してしまうこともあります。

症状は引っかかり感やロッキングなど

症状としては、膝の痛みや違和感、引っかかり感、そして膝を動かせなくなるロッキングという状態を引き起こすことがあります。それに伴う膝関節の腫脹(関節液がたまる状態、外傷による新鮮例では血が混じっています)を認めることがあります。

疑いがあるの場合はMRI検査

診察時の問診と徒手検査でおよそどの部分が痛んでいるのか推測されます。半月板損傷が疑われる場合はMRI検査を行います。MRIでは画像として半月板が描出されますので有用な検査です。

 

手術は半月板縫合術と切除術の2種類

半月板損傷には縦に損傷した縦断裂、横に損傷した横断裂、水平に損傷した水平断裂、中高年の方の変性による変性断裂などさまざまな損傷形態があります。
消炎鎮痛薬等内服薬による治療やリハビリテーションなど保存的治療で症状改善する場合があります。
手術療法は一般に膝関節鏡を用いて手術を行います。手術は半月板縫合術と半月板切除術の2つの方法があります。両者が選択可能な損傷形態であれば、それぞれの長所短所を説明して手術方法を決定することになります。

現在は摘出手術は将来の変形膝関節症の発症、人工関節の手術となることが多く選択されなくなっています。

 

何か膝痛でお困りの方はご相談ください。